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カラーミーショップにデメリットはある?特徴やメリット、よくある疑問も解説!

カラーミーショップの導入を検討している方のなかには「カラーミーショップにはどんな特徴があるの?」といった疑問がある方もいるのではないでしょうか。ほかにもデメリットを踏まえて自社のビジネスモデルにマッチするか知りたい方もいるかもしれません。


この記事では、カラーミーショップのメリットとデメリットについて解説します。ほかにも、カラーミーショップに関するよくある疑問についても触れていきます。この記事を読むことで、自社にカラーミーショップが合うかどうか判断できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

    • カラーミーショップのメリット
    • カラーミーショップのデメリット
    • カラーミーショップに関するよくある疑問

カラーミーショップとは?

カラーミーショップとは?

出典:カラーミーショップ

カラーミーショップとは、GMOペパボ株式会社が運営しているネットショップ作成サービスです。法人では22,000件以上導入されていて、手数料は業界最安水準とも言われる3.14%からとなっています。

カラーミーショップには350種類以上の機能があり、その一例として以下が挙げられます。

カテゴリー
ショップ作成 スマートフォン表示設定
テンプレート
フリーページ作成
ショップ運営 CSVでの商品一括管理
おすすめ商品表示
商品登録
マーケティング HTMLサイトマップ作成
noteストア連携
XMLサイトマップ作成
運営サポート 制作代行サービス
ショップ診断
メールサポート
アプリ Amazon連携
WEB接客ツール|Flipdesk
アプリストア

カラーミーショップのメリット

カラーミーショップのメリット

カラーミーショップのメリットは、以下の通りです。

ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

メリット①|完全無料のWordPress導入

カラーミーショップのメリットは、完全無料で同一ドメイン内にWordPressを導入できることです。

ネットショップは本来、商品を販売することに特化しています。そのため、コンテンツ記事を設置するカテゴリーがないことも多いです。そこでWordPressを導入することで、コンテンツSEOを始められるようになります。

コンテンツSEOは、ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードを取り入れながらコンテンツを作る施策です。ユーザーの疑問や悩みを解決するような内容にすれば、見込み客の獲得からファンへと育成できるでしょう。また、顧客満足度の向上も期待できます。

メリット②|Amazon Payが無料で導入可能

人気決済のAmazon Payを無料で導入できることも、カラーミーショップのメリットです。Amazon Payとは、ECサイトの決済をスムーズに行えるサービスです。コンバージョン率にこだわったカート画面なので、売上を最大化できます。

Amazon Payの特徴は、最短3クリックで決済が完了することです。スムーズに決済ができるため、機会損失を軽減できます。

メリット③|高いカスタマイズ性

カラーミーショップのメリットのひとつとして、高いカスタマイズ性が挙げられます。80種類以上の基本テンプレートが用意されているので、HTMLやCSSなどのスキルがなくても自由なコンテンツの作成が可能です。

メリット④|充実のアプリストア

カラーミーショップのアプリストアには60種類以上のアプリがあります。さまざまなアプリがあるため、以下のような目的で導入できるでしょう。

  • 海外販売などの販路拡大
  • 集客強化
  • 客単価アップ
  • 業務効率化

メリット⑤|手厚いサポート

カラーミーショップには、充実したサポート体制が整っています。経験豊富なスタッフが開設準備から売上アップまでサポートしてくれるので、初めてのネットショップを始める方でも安心です。

カラーミーショップのデメリット

カラーミーショップのデメリット

カラーミーショップのデメリットは、以下の通りです。

ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

デメリット①|自力で集客を行う必要がある

カラーミーショップのデメリットは自力で集客を行う必要があることです。

楽天市場やAmazonのようなECモールは、モール自体の知名度が高いため集客を行わなくてもユーザーが集まります。ところが、カラーミーショップで制作したネットショップは、自分で集客が必要です。集客対策としては、SNSやSEOが有効です。

ただし、カラーミーショップにはSNS連携やSEO対策のための機能は備わっています。こうした機能を活用することで、集客対策に役立つでしょう。

カラーミーショップのSEO対策については、以下の記事で解説しています。こちらも合わせてお読みください。

デメリット②|決済手数料は高め

カラーミーショップのデメリットとして、決済手数料が高いことも挙げられます。他社のショッピングカートサービスと比較すると、以下の通りです。

ショッピングカートサービス カード決済手数料
カラーミーショップ 4%〜
おちゃのこネット 2.9~5%
BASE 3.6%+40円
ショップサーブ 3.675〜4.725%

なお、カラーミーショップの決済手数料は以下のようにプランによって異なります。

決済手数料 レギュラー ラージ プレミアム
クレジットカード 3.4% 3.19% 2.99%~
後払い 4.0%~ 4.0%~ 4.0%~
コンビニ払い 143円~ 143円~ 143円~
代引き決済 308円~ 308円~ 308円~
Amazon Pay 3.9% 3.9% 3.9%
楽天ペイ 月額2,200円 + 4% 月額2,200円 + 4% 月額2,200円 + 4%
PayPay 月額2,200円 + 3.45% 月額2,200円 + 3.45% 3.45%

プレミアムプランを利用すれば、手数料を抑えられるでしょう。

カラーミーショップの決済手数料については、以下の記事で解説しています。こちらも合わせてお読みください。

カラーミーショップの疑問を解消!

カラーミーショップの疑問を解消!

最後に、カラーミーショップに関する以下の疑問について紹介します。

ここからは、それぞれの疑問に回答していきます。

疑問①|ECモールとの連携は可能?

カラーミーショップでは、楽天市場やAmazonなどのECモールと連携できます。

ECモールと連携するための機能としてアプリストアでは「らくらく在庫」というアプリが用意されています。らくらく在庫では楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのECモールと在庫を自動連係することが可能です。

らくらく在庫には30日間の無料期間がありますが、期間が過ぎると有料になってしまうので注意しましょう。

ほかにも、Amazonとの連携に特化した「Amazon連携」というアプリもあります。

疑問②|海外展開はできる?

カラーミーショップから海外展開することは可能です。越境ECは言語や決済システム、発送手順の違いなどからハードルが高いですが、カラーミーショップなら特別な準備をしなくても世界228の国や地域へ対応できます。

海外展開するために必要な準備は、専用アプリの追加だけです。ショッピングカートの言語は、購入者の環境に合わせて自動的に切り替えられます。顧客対応も国内から海外向けの発送も、専門スタッフが代行してくれるので、心配いりません。

疑問③|デジタルコンテンツは販売可能?

カラーミーショップでは、デジタルコンテンツを販売することも可能です。たとえば、以下のようなデジタルコンテンツに対応しています。

  • 写真
  • イラスト
  • 音楽
  • 映像データ

ほかにも、予約販売や会員限定販売、年齢制限などの機能を取り入れることもできます。

疑問④|売上などのデータ分析は可能?

カラーミーショップでは、売上などのデータ分析が可能です。ショップのアクセス数・売上情報を分析できるアプリがあるため、ノウハウやスキルがなくてもデータ分析ができます。

ほかにも、以下のようなアプリでデータ分析ができます。

アプリ 主な機能
AI分析・ABテスト AIがA/Bテストのサイクルを半自動的に行い最適化する
SEOツール SE Ranking キーワード・競合調査、検索順位チェック、サイト全体のSEO分析
カラーミーアナリティクス ショップのアクセス数と売上情報を分析できる

「AI分析・ABテスト」では、AIがA/Bテストを自動で行い、商品改善を行う機能もあります。ほかにも、Googleアナリティクスとの連携機能もあるため、さらに詳しい分析ができます。

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

カラーミーショップのデメリットは、自力で集客を行う必要があることや決済手数料がやや高めであることです。ただし、完全無料でWordPressやAmazon Payを利用できるといったメリットもあります。デメリットを理解したうえでアプリや機能を活用することで、効率的に運用できるでしょう。

カラーミーショップに関して疑問や悩みがある場合は、テクノデジタルにご相談ください。弊社ではカラーミーショップを用いたネットショップの開設や運営のサポートを行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。