STORESで人気ショップになる方法｜成功事例と具体的戦略を徹底解説

STORESとは？

引用：https://stores.jp/

STORESとは、手軽にネットショップを始められるサービスです。

STORES株式会社が提供しており、パソコンだけでなくスマホからでも開設できるのが大きな特徴です。

また、初期費用は無料で、フリープランであれば月額費用もかからないため、少ない資金からでもネットショップを始められます。

決済手数料もベーシックプラン（有料）は3.6％、フリープラン（無料）でも5.5％と、他のプラットフォームと比べて比較的安く設定されているのも嬉しいポイントです。

STORESの強み

STORESの他にはない強みは、以下の4つです。

• 手軽にECショップを開ける
• 決済手段が豊富
• Instagramとの連携ができる
• 売り上げに応じたプランに変更が可能

ここで、それぞれのメリットについて解説していきます。

手軽にECショップを開ける

ECショップを開設する際に、サイト構築に関する知識がなくハードルが高いと感じる人もいるでしょう。

自社のECサイトを作るうえでサイトデザインや構築システムができる人がいなければ、外部にサイト制作を委託する必要があり、その分費用も高くなってしまいます。

しかしSTORESでは、HTMLやCSSなどの知識がなくてもショップを簡単に開けるのが大きなメリットです。

無料のデザインプレートが充実しており、プログラミングができなくても自由に編集ができます。

また、管理画面がシンプルで操作しやすく直感的に触れるような設計になっているため、サイトを作るのが初めての方でもカスタマイズしやすいのもポイントです。

決済手段が豊富

決済手段が豊富なのも強みのひとつです。STORESで利用できる支払い方法は、以下の10種類です。

商品が魅力的でも、支払い方法が少ないとユーザーはアイテムをカートに残したまま離脱する可能性が高くなります。決済方法が多い方が顧客を逃しにくくなるため、さまざまな支払い方法を用意しておくのがおすすめです。

STORESは、フリープランだと8種類、ベーシックだと10種類全ての決済手段が使えます。

Instagramとの連携が可能

STORESでは、Instagramとの連携も可能です。Instagramと連携すると、投稿するときに商品にタグ付けができるようになります。

ユーザーは、タグをタップして「購入する」ボタンを押すと購入ページに飛べるようになっているため、気軽にショッピングができるのがメリットです。

SNSの投稿で気になる商品を見つけても、わざわざ別のブラウザで検索し直すのは手間だと感じる人も多いため、Instagramからすぐに購入ページに遷移できれば購入率もアップし売り上げに直結しやすくなります。

また、企業側にとっても、SNSを通じて認知度を上げたり新規顧客の獲得に繋がったりします。

売上に応じたプランの変更が可能

STORESでは2種類のプランがあり、売り上げやネットショップの規模に応じてプランを選べるのもメリットです。

どちらのプランも初期費用はかからず、フリープランであれば月額料金も0円です。

無料で始められるため、まずは試しにSTORESを使ってみたい人や月額料金をおさえたい人におすすめです。

ベーシックプランは月額費用がかかりますが、決済手数料がフリープランよりも安くなったり独自のドメインを取得できたりするメリットがあります。

売上の目処が立っている場合やより多くの機能を使いたいのであれば、ベーシックプランを選びましょう。

STORESで人気ショップになるための機能

STORESを利用してショップの人気度を上げるには、以下の3つの機能を使うのがおすすめです。

• 集客機能
• 接客機能
• 追客機能

どれもリピーターや新規顧客を獲得するのに欠かせない機能なので、うまく使えるようにしておきましょう。

集客機能

集客には、Instagram販売連携と広告タグがおすすめです。

広告タグは、広告を経由してサイトにアクセスしたユーザーがどれくらいコンバージョンに繋がっているかを確認できる機能です。

STORESではGoogle広告とFacebook広告が利用でき、広告をクリックしたユーザーが何回購入したか、またどのくらいの金額を使ったかを計測できます。

例えば、リスティング広告はブランドに興味のあるユーザーに直接アプローチできるため、キーワード選定がポイントになります。

Instagramと連携する際は、商品を使うシーンがイメージできるような写真を載せましょう。ハッシュタグをうまく使ったり多くの人がスマホを見る時間帯を意識して投稿したりすることも大切です。

接客機能

店舗とは違って実際の接客がないECサイトでは、いかにユーザーがスムーズに買い物できるかが重要です。

接客機能は、以下の6つは必ず設定しておきましょう。

• ショップデザイン
• 商品登録
• カード決済
• 送料設定
• 海外対応
• スマホアプリ

ショップデザインはサイトの第一印象を決める大切な要素なので、ブランドの世界観が伝わるようなデザインを取り入れることが大切です。

送料は、都道府県やアイテム別に細かく値段を設定する方法と場所や商品に関係なく一律で送料設定をする方法があります。

双方のメリットとデメリットを考慮したうえで、最適な送料を設定しましょう。

スマホアプリは、ユーザーが買い物しやすくなるだけでなく、運営側は店舗とオンラインでの顧客情報をまとめて管理できるのもメリットです。

追客機能

追客は、一度商品を購入した顧客に対して行うアプローチのことです。STORESでは、ユーザーの購入履歴を確認したりメルガマを送れたりする機能があります。

例えば、購入歴のあるユーザーにメルマガを送る際は、興味を示しそうなカテゴリーやアイテムを紹介するメールを送りましょう。

全ての顧客に同じメールを送るのではなく、好みや興味に合わせた内容だとリピーターになってもらえる確率が高くなります。

リピーターを増やすのは新規顧客を獲得するよりもコストがかからないため、ショップを利用した人がいかにリピーターになってくれるかが大切です。

クーポンを配布したりソーシャルメディアに誘導したりするなど、メルマガの文章も工夫してみましょう。

【成功事例】STORESの活用事例｜人気ショップ10選

では、STORESを活用した実際の事例10選をご紹介します。

それぞれのショップについて詳しく解説していくので、自身のサイト運営の参考にしてみましょう。

ブリヂストンリテール長野

ブリヂストンリテール長野は、タイヤ館などの店舗を複数展開する会社です。

元々、電話での予約受付が手間も時間もかかることが課題でしたが、STORESを導入したことで、予約を効率よく受け付けられるようになりました。

また、顧客の情報をまとめて管理できるようになったことで、従業員の負担も減らすことに成功しています。

ReViNa

ReViNaは、一人ひとりの目標に合わせた体づくりをサポートするパーソナルジムです。

STORESを導入する前は、予約情報と決済システムが連動しておらず、月額プランの有効期限が終了しても使える状態だったのが課題でした。

導入後は、期間内にプランを消化する確率が高くなり、導入前と比べて売上が140％改善した店舗もあります。

Parker’s choice（パーカーズチョイス）

Parker’s choice（パーカーズチョイス）は、ポルトガルから直輸入した石鹸を販売するブランドです。

自分でサイトのデザインがしたいことからSTORESを導入し、店舗オープンに合わせてSTORESレジも利用しています。

期間別やアイテム別で売れ行きを確認できたり複数ある店舗の売上をまとめてチェックできたりするのが、大きなメリットとなっています。

スポーツクラブエンターテインメント A-1 笹塚店

スポーツクラブエンターテインメント A-1 笹塚店は、24時間営業している総合フィットネスクラブです。

STORESの導入により予約の受付から決済までがオンラインで完結できるようになったことで、店舗での案内がスムーズに行えるようになり、利用者からのクレームを減らすことに繋がりました。

また、フロントの業務の負担が減り、指導スタッフを確保する余裕もできています。

FLORIAN（フローリアン）

FLORIAN（フローリアン）は、愛知県田原市にある美容院です。

STORESの大きな特徴である管理画面の使いやすさをうまく活用し、予約フローを簡潔にしたことが成功の大きなポイントです。

スタッフもユーザーも操作がしやすいうえに、オプションを付けたりスタッフを指名できたりする機能も活用したことで、売上の向上に繋がっています。

AIRYVEIL（エアリーベール）

AIRYVEIL（エアリーベール）は、大阪府茨木市にあるプライベートサロンです。

このサロンでは、利用者目線にこだわった結果、予約が簡単にできるようになりました。

特に会員登録をしなくても予約できるため、初めてサロンを利用する人でも気軽に予約ができるのが特徴です。

また、LINEページから予約ページに遷移できるシステムも取り入れています。

キッセイコムテック株式会社

キッセイコムテック株式会社は、教育機関にIT教材や端末を提供しています。

STORESを活用し始めてから、ページのデザイン性の良さや操作のやりやすさなども顧客から評価が高く、毎年利用してくれる学校が多いという実績があります。

また、在庫上限を設定できる機能を使うことで、在庫切れや誤った受注などのトラブルを防ぐこともできているのが特徴です。

HONMA CUT CENTER（ホンマカットセンター）

HONMA CUT CENTER（ホンマカットセンター）は、神奈川県川崎市にある理容室です。

STORESには理容室・床屋向けの特別プランがあり、クレジットカードの決済手数料が2.48％〜と非常に安くなっています。

こちらは、決済手数料の安さと操作がわかりやすさを理由にSTORESを導入しました。

顧客のほとんどがカード利用者ということもあり、サービス全体の流れが円滑に進むようになったことが大きなメリットです。

REAL WORKOUT（リアルワークアウト）

REAL WORKOUT（リアウワークアウト）は、回数券を購入することで長期で通えるパーソナルジムです。

以前は予約のほとんどを個別で受けていたため、スタッフの負担や工数が多いことが課題になっていました。

STORESを導入してからは、利用者は予約アプリで好きな予約ができたり残りの回数券を確認できたりするようになりました。

株式会社ハイジ

株式会社ハイジは、セルフ脱毛サロンを運営している会社です。

回数券と予約を紐づけられるだけでなく、顧客の来店する時間の間に休憩時間を設定できたり受付時間の締め切り設定ができたりするのも、企業にとっては大きなメリットです。

また、加盟店の売上や予約の状況などを簡単にチェックできる機能も役立っています。

まとめ

STORESを活用して成功するポイントは、ユーザーがサービスを利用したり商品を購入したりするときに、予約や決済などがいかにスムーズに行えるかです。

そのためには、システムの機能の充実度が重要になりますが、STORESでは集客や接客に適した機能が充実しています。

フリープランであれば無料で始められるので、ぜひ導入を検討してみましょう。

テクノデジタルでは、ECサイトの立ち上げから運営までサポートしております。

STORESの利用を検討している方は、ぜひ一度お気軽にお問合せください。