2024.08.29
MakeShop(メイクショップ)とは?特徴や評判を徹底解説!
「ECサイトを作りたいけどどのサービスを使えばいいかわからない」と感じている方はいませんか?
ECサイトを作るには、レンタルサーバーを用意したりサイト構築の知識が必要だったりと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、ASPカートを使えば簡単にECサイトを作ることができます。
そこで今回は、多くの事業者に支持されているサービス「MakeShop」をご紹介します。
導入の流れやメリットなどについて取り上げているので、ECサイトを立ち上げる際の参考にしてみてください。
目次
MakeShop(メイクショップ)とは?特徴3つを紹介
MakeShopとは、GMOメイクショップ株式会社が提供するASPカートです。SaaS型とも呼ばれ、ソフトウェアを利用することで手間をかけずにECサイトが構築できるのが魅力です。
また、導入費用もあまり高くないため、高い売上が見込めない場合でも導入しやすいというメリットもあります。
MakeShopの主な特徴は、以下の3つです。
ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。
①ECサイトが簡単に構築できる
大きな特徴は、ECサイトが簡単に構築できることです。ショップサイトを一から作る場合、サイト構築の知識が必要なだけでなく、コストも時間もかかります。
しかし、Mekashopを活用すれば、初心者でも10項目を設定するだけで始められます。
設定項目はショップ名や会社情報、商品の登録などです。
項目を埋めていくとグラフに進捗度が表示されるので、進捗を確認しながらショップ開設を進めていけます。
運用を始めるうえで、始めやすさは非常に大切なポイントになるため、MakeShopは初めてECサイトを作る方にも向いています。
②無料サポートが手厚い
もうひとつの特徴は、手厚いサポートを受けられることです。ショップを運営していく中で、開業にあたって不安があったり機能の使い方が分からなかったりすることもあるでしょう。
MakeShopでは、契約後やショップを開店した後も、さまざまな無料のサポートが受けられます。
また、サイトの構築や店舗に合わせた運営をサポートしてくれる「ECアドバイザー」というサービスも利用できます。
電話やメールでのサポートもあるため、わからないことがあった場合はすぐに聞ける体制が整っているのが特徴です。
③選べる2つの料金プラン
ビジネスの規模や予算に合わせて、料金を2つのプランから選べるのも特徴のひとつです。
MakeShopでは、プレミアムプランとエンタープライズから選べます。
プレミアムプラン | MakeShopエンタープライズ | |
---|---|---|
初期費用 | 11,000円 | 110,000円〜 |
月額費用 | 12,100円 | 60,500円 |
商品登録数 | 10,000点 | 50,000点 |
プレミアムプランは初期費用がそこまで高くないため、商品数が少ない場合や初めてECサイトを運営する方におすすめです。
店舗の規模が大きい場合は、エンタープライズも検討してみましょう。初期費用は高いですが、サポートや機能がさらに充実しています。
MakeShop(メイクショップ)のメリット
MakeShopを利用するメリットは、以下の3点です。
ショップの長く続けていくうえでのメリットが多いのが特徴です。
では、各メリットについて解説していきます。
売上手数料0円・カード手数料も低い
商品が売れる度にかかるのが売上手数料やカード決済手数料ですが、MakeShopでは売上手数料がかかりません。
また、カード決済手数料も他のカートシステムと比べて安いのがメリットです。
以下は、他社との費用を比べた表です。
MakeShop | カラーミーショップ | Shopify | BASE | |
---|---|---|---|---|
売上手数料 | なし | なし | なし | サービス利用料:3% |
カード決済手数料 | ・VISA/Master:3.39% ・JCB/AMEX/DINERS:3.49% |
3.4%〜 | 3.55% | 3.6%+40円 |
MakeShopは、売上が50万円を超えた場合は決済手数料は3.19%(VISAとMster)とさらに安くなります。
他のASPカートと比べても、手数料は安いと言えます。
651種類の豊富な機能からカスタマイズできる
業界最多の651種類の機能を自由に使えるのも、大きなメリットです。
ショップサイトの構築だけでなく、運営や集客などさまざまな目的に合わせた機能を使えます。
以下は、MakeShopで使える機能の一部です。
構築におすすめ | 集客におすすめ | 売上アップにおすすめ |
---|---|---|
・デザインテンプレート ・SNS連携 ・CSVでの一括登録 |
・SEO機能 ・リターゲティング広告 ・Google商品リスト広告 ・InstagramやLINEショッピング連携 |
・まとめ買い割引機能 ・ポイント、クーポン機能 ・複数配送、希望日設定 |
海外販売をワンクリックで進められる
MakeShopでは、無料で海外販売を始めることもできます。
海外販売を始めたくても、多言語で対応できるスタッフを用意したり海外のカードで決済できるようにしたりと、ハードルが高いイメージがあるかもしれません。
しかし、MakeShopでは多言語入力フォームが用意されており、多言語で対応可能なカスタマーサポートもあります。
また、購入代行や配送業務も全て任せられるので、ショップの運営側は別の業者に配送を依頼したりスタッフを雇ったりする手間を省くことができます。海外にユーザーを増やしたいのであれば、ぜひ活用してみましょう。
MakeShop(メイクショップ)のデメリット
MakeShopには、以下のようなデメリットもあります。
ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
カスタマイズにはスキルが必要な場合がある
豊富な機能が使えるMakeShopですが、使いこなすにはある程度のスキルが必要な場合もあります。
例えばオリジナルのデザインを作成したい場合、HTMLを使って編集していきます。そのため、HTMLの知識がないと編集するのは難しいでしょう。
また、ネットショップについてのノウハウが全くないと、さまざまな機能を使いこなすのはハードルが高くなることもあります。
オリジナルデザインを作りたいのであれば、HTMLを学ぶか実際に手を動かしながら操作に慣れていく方法もあります。
作業に時間を割けない場合は、外部に委託するのもひとつの方法です。
月額費用がやや高め
MakeShopの月額費用はプレミアムプランで12,100円と、少し高く感じる人もいるでしょう。
月額費用は売上に関わらず毎月かかるコストなので、利益が低い月はランニングコストを圧迫する可能性もあります。
しかし、他のASPカートは、月額料金が安くても使える機能が少なかったり追加費用を払わないと他のオプション機能が使えなかったりします。
月額料金の安さだけで選んでも、有料機能を追加していくと結果的に毎月かかるコストが高くなってしまうこともあるのです。
MakeShopは、月額12,100円でほとんどの機能が追加料金なしで使えるため、費用がかさむ可能性が低いのがメリットです。
MakeShop(メイクショップ)でカスタマイズできる機能
MakeShopには、以下の場面で使えるカスタマイズ機能が備わっています。
場面に合わせて機能をうまく使えれば、業務の効率化だけでなく、集客や売上アップにも繋がるため、活用できる機能はおさえておきましょう。
ここでは、それぞれでおすすめの機能を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
売上アップにおすすめの機能
売上アップを目指す場合は、まとめ買いに割引を適用できる設定や決済方法の設定がおすすめです。
例えばまとめ買い割引機能では「3つで1,000円」「2つ買うと3個目は無料」など、セット価格や割引の設定ができます。
ユーザーにとってはお得感を感じられるため、ユーザーの購入数や単価アップに繋がるでしょう。
また、決済方法の豊富さはユーザーの購入率にも影響します。希望する決済ができないとカゴ落ちしてしまうことも多いので、支払い方法はなるべく多く用意しておくと良いです。
昨今は決済方法の手段が増えているため、PayPayやLINE Payなどのオンライン決済や後払い決済、キャリア決済も取り入れましょう。
集客アップにおすすめの機能
集客に力を入れたい場合は、SEO機能やCRMと呼ばれる顧客育成型メールをおすすめします。
SEOは、オーガニック検索からの集客を目指すのであれば必ず取り組んでおきたい施策です。ショップページが検索結果で上位表示されれば、クリック率の向上が期待できてサイトを訪れる人も増えます。
そのためには、タイトルページに対策キーワードを入れたりサイトマップを作ったりすることが大切です。
CRMでは顧客の細かい属性や行動履歴などを分析できるため、データを活かして会員ごとに違ったキャンペーンやセールのメールを送ることでリピーターの獲得に繋げられます。
効率アップにおすすめの機能
業務の効率化に取り組みたい場合は、注文一括処理機能や売上分析機能を活用してみましょう。
商品数が多くなったりショップの規模が大きくなっていったりすると、一つひとつの注文を手作業で処理するには時間も手間もかかってしまいます。注文一括処理機能を使えば、複数の注文の配送ステータスや入金ステータスをまとめて行えます。
また、売上分析機能は、売上を日別や月別で確認できるのがメリットです。
さらに、売上の合計額や販売数、注文数などの条件を指定して扱う商品の売れ行きをチェックすることも可能です。
MakeShop(メイクショップ)の申し込みから導入までの流れ
MakeShopの申し込みから導入までは、以下の手順で行えます。
それぞれのステップを詳しく解説していくので、導入する際の参考にしてください。
①無料体験に申し込む
本契約に進む前に、無料体験を試せます。
まず、サイトの「無料体験する」ボタンを押してフォームを入力します。個人か法人かを選択して、メールアドレスや希望するショップIDを入れていきましょう。ショップIDは一度決めると変更できないので、注意が必要です。
入力が終わったら、商品登録やデザインプレートを選んで実際にサイト構築に進みます。
無料体験では、プレミアムプランと同じ機能を試すことができるだけでなく、サポートも受けられます。そのため、構築のプロセスや開店後にわからないことがあれば、積極的にサポートを活用しましょう。
②本契約に進む
無料期間が終わって契約に進みたい場合は、本契約のプロセスに移ります。
管理画面の「契約・お支払い情報」から「各種利用料金お支払い」に進んで、契約内容を確認します。
契約期間とオプションを選び、支払い方法と契約情報を入力して「この内容で契約する」をクリックすれば、契約は完了です。
契約期間は1ヶ月や6ヶ月、12ヶ月などから選択できるため、希望の期間を選択してください。長期割引プランもあるため、長期期間での契約もおすすめです。
支払い方法は、以下の3つから選択できます。
- クレジットカード
- コンビニ決済
- 銀行振込
③導入完了
本契約が結んだら、導入は完了です。無料体験で作成したサイトをそのまま継続して運用できるため、またサイトを作り直す必要はありません。
お試し期間と同様に、サイトを運営していく中で分からないことや機能について知りたいことがある場合は、サポートを積極的に使っていきましょう。
MakeShop(メイクショップ)とは?にまつわるよくある質問
最後に、MakeShopにまつわるよくある質問をご紹介します。
よくある質問は、以下の3つです。
それぞれの質問について解説していきます。
MakeShopで作られたサイトは何がある?
MakeShopを利用してECサイトを作った事例をまとめてみました。
アパレル
- モダンブルー
- Veritecoeur
- Lafayette
食品
- X-PLOSION
- Wine&Whisky Vin et Bonheur
- あなご亭オンラインショップ
雑貨・家具
- kodo-mall
- 北欧の森
- BESIGN
上記以外にもスポーツやレジャー用品、コスメなど、さまざまな業界でMakeShopが導入されています。
MakeShopは注文履歴も確認できる?
MakeShopでは、ユーザーが注文履歴を確認することが可能です。
会員向けのマイページから注文履歴をクリックすると、注文した商品の内容やステータスをチェックできます。また、定期購入の場合は、注文履歴だけでなく購入頻度の変更もできるようになっています。
運営側はログインページデザインの「注文履歴ログイン画面」から、テキストやタブの色を変更することが可能です。
MakeShopの評判は正直どう?
MakeShopの評判は、非常に良い傾向にあります。利用する事業者からよくあげられるメリットは、以下の3点です。
- カスタマーサポートが充実している
- オプション機能が幅広い
- デザインプレートが豊富
特にカスタマーサポートの質が高いことが良い評判に繋がっており、デザインや構築に関して不明な点があればいつでもサポートを受けられるのが大きな特徴です。
また、ショップのスタイルや扱う商品に合わせてオプションを導入できるのも、事業者にとってメリットです。
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
MakeShopは、ECサイトの構築が簡単にできるASPカートです。
数ある機能を使えるだけでなく、手厚いサポートもついているため、初めてECサイトを作る企業でも安心して始められます。
料金はふたつのプランから選べるので、商品数や予算に合わせて自社に合ったものを選んでいきましょう。
無料体験も実施しているので、気になる方はまず無料体験を試してみてください。
テクノデジタルでは、ECサイトの運営に関わる幅広いサポートを行っております。MakeShopを導入しようと考えているかたは、ぜひ一度お問合せください。
投稿者
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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