2024.07.18
makeshop(makeshop)のSEOを完全解説!効果が弱いって本当?
makeshopを利用している方で、SEO対策に悩んでいる方はいませんか?
「ショップが検索結果で上位に来ない」「オーガニック検索からの集客が少ない」と感じている場合は、SEOの設定ができていない可能性があります。
そこで今回は、makeshopにおけるSEO設定の方法について解説します。
3種類ある設定のそれぞれのやり方やよくある質問についても取り上げているため、SEO対策について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
makeshopのSEO対策は3種類
makeshopのSEO対策は、以下の3種類の方法で設定できます。
ここでは、それぞれの方法について説明していきます。
SEOは無料で行えるものが多く、集客には必要不可欠な対策なので、必ず理解しておきましょう。
一括設定
SEOをまとめて一括で設定できる機能です。
一括設定は、変数を応用することで、ページ数が膨大なECサイトでも商品名やカテゴリー名の登録が簡単にできます。
設定は無料で、管理画面でDescriptionを入れたりURlの上に表示されるタイトルを入れたりするなど、やり方もシンプルです。
ページ数が多いショップだと一つひとつの設定に時間がかかってしまいますが、一括設定だと効率的に作業が進められる効果があります。
管理画面もわかりやすいデザインになっているので、操作しやすいでしょう。
個別設定
個別設定は、ECサイトのページごとにSEOを設定する機能のことです。
ショップのトップページや会社概要などそれぞれのページに、metaタグ(Description)やURLの上のブラウザタイトル、bodyタグ直下メッセージの設定ができます。
一括設定とは違ってページに合わせた設定を行っていくため、検索エンジンに理解してもらいやすい効果が期待できます。
こちらも無料で設定ができ、一括設定と同じく操作しやすいのがポイントです。
イントロページについては、イントロデザインのページの管理画面で設定した画面に反映される仕組みになっています。
サイトマップの設定
サイトマップの設定では、SEO対策で大切なサイトマップを作成したりサイトマップは、ECサイト全体の構図がわかりやすくなるだけでなく、検索エンジンにショップページを認識してもらう効果もあります。
設定は、管理画面上でURLを入力して操作を進めていきます。
Googleサーチコンソールを利用する場合は、Googleアカウント(無料)の作成が必要になるので作っておきましょう。
サイトマップは、ECサイト全体の構図がわかりやすくなるだけでなく、検索エンジンにショップページを認識してもらう効果もあります。
makeshopのSEO「一括設定」
makeshopの一括設定のやり方をご紹介します。
一括設定は「1ページずつ設定するには手間がかかる」「作業を効率化したい」と考えている人におすすめです。
では、以下の手順をひとつずつ見ていきましょう。
商品詳細やカテゴリーの設定
まずは、商品詳細やカテゴリーの設定をします。
管理画面で、一括登録したいページを選べます。設定できるページは以下の通りです。
- 商品詳細
- 商品カテゴリー
- トップページ
- 会社概要
- 利用案内
- イントロページ
- アンケートページ
- 特定商取引に関する法律に基づく表示
ページを選んだら「一括設定を適用する」のボタンをクリックします。
次にブラウザのタイトルを入力しましょう。タイトルは一目でわかるように、簡潔でシンプルにするのがおすすめです。
初期値ボタンをクリックした場合は、利用可能な変数が自動で挿入されるようになっています。
metaタグの設定
タイトルまで入れたら、metaタグと呼ばれるDescription(ディスクリプション)を入力します。
metaタグは、サイトの情報が書かれたHTMLタグのことです。検索結果の画面でタイトルの下に表示されます。
ディスクリプションは124文字以内で入力できる設定になっていますが、文章全てが表示されるわけではありません。
そのため、記事やページの内容を完結にまとめた文章にするのがポイントです。
SEOに直接影響するものではありませんが、検索した人の目に止まりやすくしたりクリック率を上げたりするなどの効果もあるので、ぜひ設定しておきたい項目です。
bodyタグ直下の設定
bodyタグの下に表示させるメッセージの入力もできます。この入力した文字は、ページのタイトルの上に表示されます。
ただし、ブラウザのタイトルとmetaタグを入れていない場合は、表示されないので注意しましょう。
サイトにアクセスした際にタイトルと一緒にユーザーの目に入る場所なので、なるべく短い文章でタイトルを補足する内容だとわかりやすくなります。
makeshopでは、ショップデザインがベーシックモードであればbodyタグ直下のメッセージを編集できますが、クリエイターモードでは対応していないことも注意が必要です。
makeshopのSEO「個別設定」
続いて、個別設定について詳しく解説していきます。
一括設定よりも作業に時間はかかりますが、SEOの設定をどんな手順でするのかを詳しく知れるため、知識を付けたい人にはおすすめです。
以下の2つをご紹介するので、作業を進める際の参考にしてみてください。
SEO管理画面の設定
設定画面から「SEO設定」をタップすると、管理画面にアクセスできます。
商品一覧や利用案内、トップページなどの横に「設定」ボタンがあり、クリックすると設定画面が開けます。
「個別設定を適用する」を選択して、ページのタイトルを入力しましょう。
SEO対策としては、ユーザーが検索するキーワードを考えてうまく盛り込むことも重要です。
ユーザーが検索したときに該当ページがヒットすると、タイトルは検索結果の画面上でも表示されます。
そのため、読んだときにわかりやすいかどうかも意識しながら考えてみましょう。
ショップを覚えてもらいやすいように、ショップ名を入れるのもひとつの方法です。
metaタグやbodyタグ直下の設定は一括設定と同じ
metaタグでディスクリプションを書くやり方やbodyタグ直下の設定は、一括設定と同様です。
ディスクリプションは「誰に向けたどんな内容か」がわかるような文章にしましょう。
スマホの場合は、最初の50〜60文字しか表示されないため、言いたいことは前半に持ってくるのがおすすめです。
文に対策したいキーワードを入れるのは大切ですが、詰め込みすぎて文章が不自然になるとクリックされなくなるので、適度に盛り込むのがコツです。
makeshopのSEO「サイトマップの設定」
続いて、サイトマップの設定について解説します。
サイトの規模が大きくページ数が膨大な場合やリンク構造が複雑な場合は、サイトマップを作成することをおすすめします。
補足情報も入れているので、参考にしてみてください。
XMLサイトマップ作成
SEO設定の一覧から「サイトマップの設定」→「サイトマップを出力する」をクリックします。トップページは出力されるようになっているため、他のページで出力したいものにチェックを入れていきましょう。
「保存」ボタンを押すと、最後に作成した日時が「ステータス」として表示されます。
チェックを入れると、サイトマップが24時間以内に自動で更新されるようになっています。
なお、「サイトマップを出力する」にチェックを入れる前に、商品登録などの操作を行うと、自動更新されないため注意しましょう。
Google Search Consoleとの連携
Google Search Consoleとの連携は、サイトマップを作成した翌日以降に、ショップが開店している状態で行いましょう。
makeshopとGoogle Search Consoleの連携手順は、以下の通りです。(新バーション)
- Google Search Consoleにログインする
- プロパティタイプから「URLプレフィックス」を選択して続行する
- 「所有権の確認」画面でHTMLタグをクリックする
- タグの「」から■■■■をコピーする
- makeshopのサイトマップ設定画面にある「METAタグを入力する」をクリックする
- コピーしたタグを貼り付けて保存する
- Google Search Consoleに戻って「確認」を押す
- メニューから「サイトマップ」をクリックして「新しいサイトマップの追加」の下に「sitemap.xml」と入れて送信する
Google Search Consoleを使うにはGoogleアカウントを作る必要があるので、作成してから利用を始めてください。
補足:Bing Webとの連携も可能
makeshopでは、Microsoftの検索エンジン「Bing Web」と連携することも可能です。
連携方法は、以下の手順です。
- Bing Webにログインする
- サイトの追加をする箇所でショップのURLを入れて「追加」ボタンを押す。このとき末尾の/(スラッシュ)は入れない
- 入力したURLが確認できたら「サイトマップの追加」でショップページのURLとsitemap.xmlを続けて入力して「追加」をクリックする
- の■■■■をコピーしておく
- makeshopの「METAタグを入力する」→Bing Webmaster Centerのタグを入力する箇所に、コピーした部分を貼り付ける
- 「保存」を押す
Bingは、Google Search Consoleとは違ったアルゴリズムを用いて評価をします。
シェア率も伸びてきているため、Bingに合わせたSEO対策も行ってみましょう。
makeshopのSEO対策でよくある質問
最後に、makeshopのSEO対策でよくある質問をご紹介します。
よくある質問は、以下の3つです。
不安や疑問点を解消したうえで、makeshopをSEOの対策に役立てていきましょう。
独自ページの作成方法は?
makeshopでは、ショップデザインで作れるページ以外にも、セールやキャンペーンなどのイベント時に活用できるオリジナルページを作成できます。
作成では、主に以下のような作業を行います。
- ページ選択で「新しいページ」を選択して、タイトルを付ける
- IP接続制限設定を適用するかを設定する
- 閲覧できる範囲を決める(会員のみか制限なしか)
- HTMLでページデザインをする
ユーザーなら誰でも見れるようにできたり会員のみに公開したりすることも可能なので、マーケティングや運営方針に合った方法を選びましょう。
クリエイターモードでできないことは?
レスポンシブデザインにも対応できる編集機能が備わっているクリエイターモードですが、対応していない機能もあります。
- アクセス統計
- 投票
- 懸賞
- 一発購入
- 商品見積書
- GMOポイントツールバーの設定
- インフォメーション
- 商品画像拡大画面管理
- 移動イベントバナー
- 商品詳細ページでの共通表示設定
使えない機能を知ったうえで、クリエイターモードを使うかどうかを検討しましょう。
makeshopのSEOは弱いって本当?
makeshopは日本国内のECサイト構築SaaS業界で、流通額が12年連続1位のECサイトです。(参考サイト)
現在は1万店舗以上がmakeshopを利用しており、成長率も利用率も高いことがわかります。
また、SEOに必要な設定は備わっているため、設定を行えばSEO対策は十分に行えます。設定だけでなく、いかに良質なコンテンツを作れるかも大事なポイントです。
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
makeshopのSEOは個別設定と一括設定、サイトマップの作成の3つがあります。
1ページずつSEOの設定をするのが良いですが、ECサイトの規模が大きく時間がかかるようであれば一括設定を活用するのもおすすめです。
サイトマップは、Googleにサイト全体の構図を把握してもらいやすくするために必要なものなので、合わせて作成しましょう。
本記事を参考に、makeshopでのSEO設定を行ってみてください。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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