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ネットショップ商材の12個の選び方!売れる商品の探し方のポイント

ネットショップ商材の12個の選び方!売れる商品の探し方のポイント

ネットショップ運営者のなかには「取り扱う商材をどうやって決めればいいか分からない」と迷っている方もいるのではないでしょうか。ほかにも、「ネットショップで儲かる商材を知りたい」と考えている方もいるかもしれません。


本記事では、ネットショップ商材の選び方について解説します。また、商材選びが重要である理由についても触れていきます。本記事を読むことで、自社のネットショップに最適な商材を見つけられるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ネットショップの商材の12個の選び方
  • ネットショップで儲かる商材の例
  • ネットショップの商材選びが重要な理由

ネットショップの商材の12個の選び方

ネットショップの商材の12個の選び方

ネットショップの商材は、儲かりやすいものや売れやすいものを中心に選びましょう。たとえば、以下のような商材がおすすめです。

  • 流行やトレンドに合った商材
  • 利益率が高い商材
  • 特定地域でしか買えない商材
  • 定期購入・リピートされやすい商材
  • 店頭や対面で買いづらい商材
  • 自作の商材
  • 得意・好きなジャンルの商材
  • まとめ買いしやすい商材
  • 価格競争力に強い商材
  • ニッチな商材
  • 在庫回転率が高い商材
  • 無形商材

ネットショップを開業した際は、流入するペルソナをしっかりと設定しましょう。ユーザーニーズにマッチしている商品かどうかを考えて売ることが重要です。

ここからは、それぞれの商材について解説します。

流行やトレンドに合った商材

ネットショップでは、流行やトレンドに合っていて、需要が高く必要とされている商材を選ぶのも一つの手段です。

流行やトレンドに合った商材は、消費者のニーズや関心が高く需要が大きく、SNSやブログなどの口コミや紹介で拡散されやすいです。こうした特徴から、売れやすい商材だと考えられます。

ただし、流行やトレンドに合った商材は、時期や季節によって変化します。仕入れの際は、今後どんなものが売れるのかを意識することが重要な戦略です。

利益率が高い商材

利益率が高い商材は、売上に対する利益が大きくなるため、ネットショップ全体の収益を向上できます。

ただし、利益率が高くてもその商品の価格自体が低いと利益も低くなるため要注意です。たとえば、利益率と言っても、販売価格が1,000円なら600円、1万円なら6,000円が利益となります。同じ利益率でも価格によって利益が異なります。

そのため、利益率を高めるためには、利益率が高くかつ販売価格も高い商品を取り入れることがコツです。

特定地域でしか買えない商材

地方や海外など、地域限定の商材を選ぶのもおすすめです。

ユーザーが地域限定の商品を購入する場合、車や電車で移動しなければなりません。手間やコストがかかるため、ネットショップで購入する人も多いです。たとえば、お菓子や果物などの食品や、お酒やジュースのような飲料などが当てはまります。

こうした性質から、地域限定の商材にはある程度送料が発生しても購入してくれるというメリットがあります。

地域限定の商材を扱う際は、一つに限定しないことがコツです。複数の商材を組み合わせることで、商材の価値を高められます。

定期購入・リピートされやすい商材

ネットショップで扱う商材として、リピート率が高い商品も向いています。同じユーザーが定期的に商品を購入してくれれば、ネットショップの売上が安定します。また、ついでにほかの商品を購入してくれる可能性があり、顧客単価の向上も期待できるでしょう。

定期購入・リピートされやすい商材の例は以下の通りです。

  • 化粧品
  • スキンケア商品
  • サプリメント
  • シャンプー
  • 食品
  • ペットフード

定期購入やリピートのハードルを下げるには、定期購入機能があると便利です。ユーザーが指定したサイクルで商品を購入できるため、その都度注文する手間が省けます。

店頭や対面で買いづらい商材

ネットショップの商材として、店頭や対面で買いづらい商材も向いています。ネットショップなら注文から配達まで、店員と顔を合わせる必要がありません。購入のハードルが下がるため、ネットショップで購入する人も多いです。

たとえば、以下のような商材が該当します。

  • 個人の趣味・趣向に関連した商材
  • コンプレックスを解消する商材
  • 持ち帰るには重い・大きい商材

ただし、大きな商材を扱う際は、在庫スペースを確保することに注意しましょう。また、運営会社と連携することも大切です。

自作の商材

ハンドメイドの趣味がある場合は、服やアクセサリーなど自分で作ったものを商材にすることもできます。既製品を販売するのとは違い、ほかのネットショップにはないオリジナル商品を扱えるため、ファンを獲得すれば囲い込みも期待できるでしょう。

ハンドメイド商品の例として、以下のようなものがあります。

  • アクセサリー
  • ドライフラワー
  • スマホケース
  • ペット用品
  • キャンドル
  • インテリア雑貨

ハンドメイド商品を扱う際は、著作権や商標権に違反してしないか意識しましょう。既存のキャラクターやブランドロゴの使用には注意が必要です。

得意・好きなジャンルの商材

自分が得意なジャンルや好きなジャンルの商材は、商品の選定や紹介をしやすいため取り扱いやすいです。たとえば、キャンプが趣味であればキャンプ用品を扱うことができます。商品のスペックや需要を把握できるため、専門性の高いショップになるでしょう。

ただし、ジャンルによっては時期によって売上が期待できないこともあるため要注意です。たとえば、ウィンタースポーツに関するアイテムは、夏には売上を期待できません。自分が好きなジャンルでも、必ずしも売れるわけではないことを知っておく必要があります。

まとめ買いしやすい商材

ネットショップで扱う商品として、まとめ買いがしやすい商材もおすすめです。まとめ買いすればユーザーにとって買い物する手間が省け、ネットショップにとっては安定した売上を確保できるというメリットがあります。

まとめ買いしやすい商材として、以下のような商品があります。

  • お酒
  • ドリンク類
  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 洗濯用洗剤・柔軟剤
  • 食器用洗剤
  • シャンプー

まとめ買いをしてもらうためには、一定数以上注文することで特典をつけると良いでしょう。たとえば、送料無料にすればまとめ買いしたいユーザーの需要とも一致するでしょう。

価格競争力に強い商材

実店舗で値下げできない商材など、価格競争力に強い商材もおすすめです。実店舗ではテナント料や人件費が発生します。ネットショップならこうしたコストがかからないため、実店舗よりも安く販売できます。

ただし、価格競争力に強い商材でも、ネットショップ同士では価格競争が起こりやすい点には要注意です。価格競争が発生すると薄利多売になるため、利益率を下げすぎないようにしましょう。

ニッチな商材

ニッチな商品を扱うことも、ネットショップの商材を選ぶ際の観点のひとつです。ニッチな商品は需要自体は少ないですが、その分人気商品に比べるとライバルが少ないです。取り扱う商品を工夫すれば、専門性の高いネットショップになるでしょう。

ニッチな商材の例は以下の通りです。

  • ウェディング用品
  • お葬式用品
  • 妊娠・出産用品
  • こども用品
  • 学校用品
  • 記念品

ニッチな商材を扱う際は、ニッチになりすぎないように注意が必要です。需要が少なすぎると利益を確保できません。商材を購入する前に、ターゲットを絞ってマーケティング戦略を考えましょう。

在庫回転率が高い商材

在庫回転率が高い商材には、在庫管理の手間や費用がかからないといったメリットがあります。需要も高いため、売上数もそれなりに期待できるでしょう。

在庫回転率が高い商材の例は以下の通りです。

  • 化粧品
  • 飲料
  • 家庭の掃除用品
  • ペット関連用品

ただし、在庫回転率が高いからといって単価が低いと利益を確保できません。利益率や単価についてもしっかりと検討しておきましょう。

無形商材

ネットショップで扱う商品として、物理的な形のない無形商材の取り扱いを検討するのもいいでしょう。生産コストがほぼかからず、在庫管理も必要ありません。

無形商材の例は以下の通りです。

  • コンサルティング
  • パソコンのソフト
  • スマホのアプリ
  • 情報商材

無形商材を扱う際は、利用規約を確認しておきましょう。サービスによっては販売が禁止されていることがあります。また、有形商材に比べてトラブルに発展しやすいため、商品のイメージや内容を分かりやすく伝えることが大切です。

ネットショップの商材選びが重要な理由

ネットショップの商材選びが重要な理由

ネットショップ運営で商材選びが重要な理由は以下の通りです。

  • キャッシュフローのトラブルを防止できる
  • ショップのコンセプトを左右する
  • 在庫過多になってしまうのを防ぐ
  • 利益率に影響する

ここからは、それぞれの理由について解説します。

キャッシュフローのトラブルを防止できる

商材選びが重要な理由の一つに、キャッシュフローのトラブルを防止できることがあります。キャッシュフローとはお金の流れを表していて、一定期間に現金や預金がどれくらい入ったか・出ていったかを示します。

商材によっては、商品の納品前に支払いが必要になったり、購入後の返品率が高くてキャッシュフローが安定しないこともあります。こうしたトラブルを防止するには、キャッシュフローを念頭に商材を選ぶことが大切です。

ショップのコンセプトを左右する

商材によってショップのコンセプトを左右することからも、ネットショップの商材選びは重要です。たとえば、ダイエット向けの商品を販売しているのに、ダイエットとはベクトルが反対に向いている商品が販売されていたら、ユーザーは不審に感じるでしょう。

こうした性質から、取り扱う商材は一貫性を持たせるように意識することが大切です。

在庫過多になってしまうのを防ぐ

在庫回転率が高い商材を選べば、在庫過多にならないようにすることもできます。ネットショップで在庫過多になると、廉価販売や廃棄によって収益が悪化することもあります。この状況が続くと、ネットショップの運営を続けられないでしょう。

ネットショップ運営では、資金もスペースも限られています。そこで在庫回転率が高い商材を選ぶことで、保管コストを削減できます。

利益率に影響する

商材によって利益率にも影響するため、何を選ぶかが非常に重要になります。利益率が高いと効率よく利益を回収できます。

たとえば、注文数が多くても利益率が低いと、その分人件費などのコストがかさみ、利益を回収できません。一方で、利益率が高い商品なら、場合によっては1人で運営することもできるでしょう。

利益率の高めるためには、コストを抑える工夫を取り入れましょう。仲介業者を使わないでメーカーから直接仕入れたり、回転率の高い商材を選んだりすると効果的です。

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

ネットショップ運営に成功するには、ニーズのある商材を選ぶことが大切です。流行やトレンド、利益率、価格競争力などに着目することで、どのような商品を選べばいいのかが分かるでしょう。これから商材を探す方は、ぜひ本記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。

もし商材選びに関して疑問や悩みがある場合は、テクノデジタルにご相談ください。弊社ではネットショップの立ち上げから運営までサポートしています。事業内容に合わせたソリューション提案もいたしますので、お気軽にお問い合わせください

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。