2025.07.03
iPhoneのメモが消えた!復元する方法は?おすすめのメモアプリも紹介

iPhoneの「メモ」アプリは、買い物リストから仕事のアイデア、日記まで幅広く使える便利なツールです。そんな大切なメモが突然消えてしまったら、とても困りますよね。うっかり削除してしまったり、iPhoneの故障・アップデートの際にデータが消えてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、iPhoneのメモを復元する方法をわかりやすく解説します。さらに、万が一のデータ消失に備えるバックアップ方法や、iPhoneのメモアプリの代わりになる便利なメモアプリも紹介。メモのトラブル対策をしっかり学んで、大切な情報を守りましょう。
目次
iPhoneのメモを復元する方法

iPhoneのメモが消えてしまっても、実は簡単に復元できる場合があります。ここでは、主な3つの復元方法をご紹介します。
1.「最近削除した項目」からメモを復元する
まず試したいのが、「最近削除した項目」からの復元です。iPhoneのメモアプリには、削除したメモが一時的に保管されるフォルダがあります。
このフォルダに残っていれば、簡単に復元できます。
手順
- 「メモ」アプリを開く。
- 左上の「フォルダ」をタップ。
- 「最近削除した項目」を選択。
- 復元したいメモを開き、右上の「…」をタップ。
- 「移動」を選び、保存先のフォルダを指定。
削除から30日を過ぎると、自動的に完全削除されてしまうので、早めの確認がおすすめです。
2. iCloudのバックアップからメモを復元する
iPhoneのメモは、iCloudにバックアップされていれば復元可能です。ただし、バックアップデータからiPhone全体を復元する必要があるため、事前に今のデータのバックアップも取っておきましょう。
手順
- 「設定」→「Apple ID」→「iCloud」を開く。
- 「メモ」がオンになっているか確認。
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行。
- iPhoneの初期設定を進め、「iCloudバックアップから復元」を選択。
- 復元したいバックアップデータを選ぶ。
この方法はiPhoneのすべてのデータがバックアップ時点の状態に戻るので、必要なデータは必ず事前に別途保存しておきましょう。
3. iTunesのバックアップからメモを復元する
PCを使っている方は、iTunes(またはMacのFinder)を利用してバックアップから復元する方法もあります。
手順
- iPhoneをPCに接続。
- iTunes(またはMacのFinder)を起動。
- iPhoneのアイコンをクリックし、「バックアップを復元」を選択。
- 復元したいバックアップデータを選び、「復元」を実行。
この方法もiCloud同様、バックアップ時点の状態に戻るため、現在のデータのバックアップを忘れずに。
iPhoneのバックアップをとっていない場合

バックアップを取っていないと、メモの復元はかなり難しくなります。「最近削除した項目」にも残っていない場合、データ復旧ソフトを利用する方法があります。例えば、「PhoneRescue」や「Dr.Fone」などのiPhone専用データ復旧ソフトをPCにインストールし、iPhoneを接続して削除済みデータの復旧を試みることが可能です。
ただし、完全な復元を保証するものではないため、今後のためにも定期的なバックアップの習慣づけをおすすめします。
iPhoneのメモがわりになるおすすめアプリ5選

もしもに備えて、他のメモアプリも使っておくと安心です。ここでは使い勝手のいいおすすめメモアプリ5つをご紹介します。
Google Keep

Google Keepは、メモ、リスト、音声メモ、画像メモなどを素早く作成・管理できる無料のメモアプリです。Googleアカウントで同期でき、スマホやPCからもアクセス可能。色分けやラベル機能で整理しやすく、直感的な操作が魅力です。
主な特徴 |
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無料&広告なし |
Googleアカウントで簡単同期 |
色分け・ラベル管理機能付き |
ウィジェット対応 |
Evernote

Evernoteは、テキストメモだけでなく、画像・PDF・音声など多彩な形式のデータを一括管理できる情報整理アプリ。ノートブックとタグで自由に分類でき、強力な検索機能も搭載。ビジネスや学習用途にも人気の高機能ツールです。
主な特徴 |
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ノートブック&タグで整理しやすい |
音声・画像・PDFの保存も可能 |
多機能な検索機能 |
無料プランあり |
Stock

引用:https://www.stock-app.info/
Stockは、チームの情報共有に特化したメモアプリ。議事録や資料、タスクを一元管理し、メンバー間で簡単に共有・編集が可能。シンプルな操作性とSlackやChatwork連携で、社内の情報整理やナレッジ管理を効率化します。
主な特徴 |
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メモの共有・編集機能 |
タスク管理も可能 |
Slack・Chatworkと連携 |
無料プランあり |
OneNote

引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onenote/digital-note-taking-app
Microsoft OneNoteは、デジタルノートを自由に作成・整理できるメモアプリケーション。手書き入力、画像貼り付け、音声メモも可能。セクションとページでノートを管理し、PC・スマホ・タブレット間での同期もスムーズなビジネス向けツールです。
主な特徴 |
---|
セクション・ページ形式で管理 |
手書きメモ対応 |
他のMicrosoft 365アプリと連携 |
無料利用OK |
Simplenote

Simplenoteは、シンプルで軽量なメモアプリ。余計な機能を省き、テキストメモを素早く作成・同期可能。マークダウン形式にも対応し、PC・スマホ間の同期も無料で利用可能。ストレスなく使えるシンプル設計が魅力です。
主な特徴 |
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無料&軽量アプリ |
マークダウン対応 |
デバイス間同期もスムーズ |
オフライン利用も可能 |
iPhoneのメモをバックアップする方法

データ消失を防ぐには、日頃からのバックアップが大切。ここでは、iPhoneメモのバックアップ方法を2つご紹介します。
- iCloudで自動バックアップを設定する方法
手順
- 「設定」→「Apple ID」→「iCloud」を開く。
- 「メモ」をオンにする。
- 「iCloudバックアップ」をタップし、「iCloudバックアップ」をオン。
- Wi-Fi接続時に自動でバックアップが行われる。
バックアップ対象はWi-Fi環境下のみなので、定期的に確認しましょう。
2. iTunesを使ってバックアップする方法
手順
- iPhoneをPCに接続。
- iTunesを起動し、iPhoneのアイコンをクリック。
- 「今すぐバックアップ」をクリック。
バックアップデータはPC内に保存されるので、外部ストレージへのコピーもおすすめです。
まとめ

iPhoneのメモは、誤って削除してしまっても「最近削除した項目」やiCloud・iTunesのバックアップから復元できる場合があります。バックアップを取っていない場合でも、復旧ソフトを試してみる方法がありますが、データ復旧の保証は難しいため、日頃からのバックアップが大切です。
また、Google KeepやEvernoteなどのメモアプリを併用しておくと、いざという時のデータ保管先としても便利です。今回ご紹介した方法やアプリを活用し、大切な情報をしっかり守りましょう。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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