2024.08.27
ChatGPTとは?日本語での使い方や実用できる活用方法を解説
「ChatGPTって聞いたことあるけど、始めればいいの?」「ChatGPTを使ってみたいけど、具体的に何に使えるの?」このようなお悩みは無いでしょうか。
ChatGPTはOpenAIが開発した生成AIです。今ではかなり浸透しており、ビジネスからプライベートまで幅広く活用されています。
この記事では、ChatGPTの基本情報や日本語での使い方、実用的な活用方法について詳しく解説します。最後までお読みいただき、ChatGPTを始める際の参考にしてください。
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目次
ChatGPTとは
ChatGPTは、OpenAIが開発した高度な人工知能チャットボットです。テキストベースの入力に対して、文章生成、翻訳、要約など、多岐にわたるタスクをこなせるのが特徴です。
日常会話やビジネスの相談、技術的な質問など、さまざまな用途に対応できます。日本語にも対応しており、スムーズなコミュニケーションが可能です。
さらに、ChatGPTはアカウント登録をすれば無料でも使用できるため、多くのユーザーに利用されています。
ChatGPTの始め方
ChatGPTを利用するには、以下の2パターンから始めることができます。
それぞれのやり方を紹介します。自分がよく使う方法で始めてみましょう。
PCでの始め方
ChatGPTをPCで始める際は、ブラウザからログインするのが一般的です。ブラウザから始めるには、アカウント登録を行えばすぐに使えます。ブラウザからのアカウント登録の流れは、以下の通りです。
- ChatGPTの公式サイトにアクセス
- 右上の「サインアップ」をクリック
- メールアドレスまたはGmail・Microsoftアカウント・Apple IDを入力
- パスワードを設定
- 認証メールが届いたら、本人認証を行う
これでアカウント登録は終了です。
ログイン後、すぐにチャット画面が表示され、ChatGPTを利用できます。質問や依頼をテキストボ画面に入力し、「送信」ボタンをクリックすると、ChatGPTが応答します。
スマホでの始め方
ChatGPTをスマホで始める方法もPC版とほぼ同じです。ChatGPTはApp StoreとGoogle Playのどちらからもアプリがリリースされており、登録手順は次の通りです。
- App StoreかGoogle Playから「ChatGPT」アプリをダウンロード
- メールアドレスとパスワードを入力
- 認証メールが届いた後、本人認証して終了
すでにChatGPTのアカウントを持っている場合は、アプリをダウンロード後、ログイン情報を入力すればログインできます。 アカウント登録が完了したら、アプリのホーム画面からチャット機能を利用できます。質問をテキストで入力したり、音声入力機能を使って話しかけることも可能です。
ChatGPTの日本語での使い方
ここでは、ChatGPTの日本語での使い方についてそれぞれの媒体での手順を紹介します。
どちらも使い方は簡単なため、詳しく解説します。
PCでの使い方
PCでChatGPTを利用するには、公式サイトからログイン後、チャット画面に進みます。チャット画面では、下に「ChatGPTにメッセージを送信する」というテキストボックスがあります。チャット画面に日本語で質問やリクエストを入力するだけで、日本語での返答が可能です。 ChatGPTの返答にさらに話をつなげると、その話題について深掘りしてくれます。
スマホアプリでの使い方
ChatGPTのスマホアプリは、いつでもどこでも手軽に利用できる便利なツールです。スマホアプリでの使い方は以下の流れです。
1つずつ流れを紹介します。
①アプリをダウンロードする
ChatGPTをスマホで利用するためには、まずアプリをダウンロードする必要があります。App StoreまたはGoogle Playにアクセスしてください。検索バーに「ChatGPT」と入力し、公式アプリを見つけたら「インストール」ボタンをタップします。 インストールが完了すると、ホーム画面にChatGPTのアイコンが表示されます。アイコンをタップしてアプリを開き、ログイン画面に進んでください。既にアカウントを持っている場合は、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。 アカウントを持っていない場合は、新規登録を行いましょう。登録には、メールアドレスと簡単な個人情報が必要です。
②質問を打ち込む
ChatGPTアプリでの質問の打ち込みには、アプリを開いてログインします。ログインしたら、ホームの画面下にある「Message」に、日本語で質問やリクエストを入力しましょう。 入力する内容は、「今日の天気は?」や「英語の宿題を手伝って」など、どんな質問でも対応可能です。入力が完了したら、「↑」ボタンをタップしましょう。
③音声入力
ChatGPTのスマホアプリでは音声入力でも利用可能です。音声入力を利用するためには、画面下にある「Message」の横にある「マイク」ボタンを押すと、音声入力モードが開始します。ここで、質問やリクエストを話しかけると、音声がテキストに変換され、ChatGPTが即座に応答します。 音声入力は、手が離せない時やタイピングが面倒な場合に便利です。
④新たな会話を始める
ChatGPTで新たな会話を始めるには、ホーム画面の右上にある「ペン」マークを押すと、新しい会話に切り替わります。新しい会話を始めると、前の会話の内容に影響されることなく、純粋な新しい情報を得ることができます。会話を切り替えると、目的に応じた情報収集がスムーズに行えます。
⑤過去の会話を確認する
ChatGPTを利用していると、過去の会話を確認することがしばしば役立ちます。以前の質問と回答を再度見直したり、同じトピックについての情報を振り返る際に便利です。 過去の会話を見るためには、アプリのホーム画面で左上のメニューアイコンをタップすると、これまでのチャットの履歴が時系列順に表示されます。特定の会話を見つけたい場合は、検索機能を使うと迅速に探し出せます。
ChatGPTの活用方法
ChatGPTは、日常生活やビジネスで主に6つの用途があります。
これにより、作業の効率化やコミュニケーションの円滑化が図れます。
①文章の作成や要約
ChatGPTは文章の作成や要約に非常に役立ちます。実際には、レポートやエッセイの執筆やブログ記事の作成など、多岐にわたる文章作成の場面で活用が可能です。要約機能も非常に便利で、長い文章や複雑な文書の要約が短時間かつスムーズです。 会議の議事録や学術論文、ニュース記事などの長文を必要な情報だけに絞って要約すると、情報収集の効率が格段に向上します。 このように、ChatGPTは文章の質を高めるだけでなく、作業時間の短縮にも貢献します。
②業務におけるメールの作成
ChatGPTは業務におけるメール作成の効率化が可能です。伝えたい内容や目的をChatGPTに入力すると、適切な文章を自動的に生成してくれます。 会議の案内やフォローアップのメール、クライアントへの提案書など、多様なビジネスシーンに対応したメールを迅速に作成できます。具体的には、挨拶文から始まり、本文で要点を簡潔に伝え、最後に締めの言葉や署名まで含めたメールを生成できます。 メールのトーンやスタイルの調整もできるため、受け取る相手に応じた適切な表現を選択可能です。これにより、コミュニケーションの質を向上させ、誤解や行き違いを防止できます。 ChatGPTを活用すると、メール作成の手間を減らし、他の重要な業務に時間を割けます。
③アイデア出し
ChatGPTはアイデア出しに役立つツールです。新しい企画やプロジェクトを始める際、独創的なアイデアを生み出すのは簡単ではありません。しかし、ChatGPTを利用すれば、短時間で多くのアイデアを得ることが可能です。 例えば、新商品開発のアイデアを考える場合、ChatGPTにキーワードを入力すると、関連するアイデアやトレンド情報を瞬時に提供してくれます。また、ブレインストーミングの際には、質問を投げかけると、新しい視点やアプローチを発見できます。
ChatGPTは多岐にわたる知識を持っているため、様々な分野の情報を融合させた独創的なアイデアが期待できます。アイデア出しに困ったときは、ぜひChatGPTを活用してみてください。
④翻訳
ChatGPTは翻訳ツールとしても優れています。複数の言語をサポートしており、日本語から英語への翻訳やその逆も簡単に行えます。ビジネス文書やメールの翻訳、旅行先でのコミュニケーションなど、多様なシーンで活用可能です。
使い方は簡単で、翻訳したいテキストを入力するだけです。ChatGPTは即座に高品質な翻訳結果を提供してくれます。
ChatGPTの翻訳機能は、日常生活からビジネスシーンまで幅広く活用できるため、語学力向上や異文化コミュニケーションの促進に活用可能です。
⑤エクセルなどの関数作成
ChatGPTはエクセルなどの表計算ソフトでの関数作成が可能です。
特に、複雑な数式や関数を組み立てる際に、必要な情報や構文を簡単に提供してくれます。具体的には、SUM関数やVLOOKUP関数など、基本的な関数から高度なマクロの作成まで、さまざまなニーズに対応可能です。
やり方としては、ChatGPTに「特定のデータ範囲の合計を求めるSUM関数の書き方を教えて」と質問すると、具体的な書き方や使用例を示してくれます。
ChatGPTを活用すると、エクセルの関数作成がスムーズになり、業務効率が向上します。
⑥議事録にまとめる
ChatGPTは、会議や打ち合わせの議事録作成にも活用可能です。会議中に重要なポイントをメモするのは大変ですが、ChatGPTを使えば、発言内容を簡潔にまとめる手助けが可能です。
会議が終わったらメモを整理し、メモの内容をChatGPTに入力しましょう。メモの内容を入力後に「会議の議事録を作成して」と依頼すると、要点を押さえた議事録を自動生成してくれます。
ChatGPTを活用すると、議事録作成の手間を大幅に省けます。
ChatGPTの注意点
ChatGPTを利用する際には、以下の4つの注意点を押さえておきましょう。
①偽物のアプリに騙されないようにする
ChatGPTを安全に利用するためには、偽物のアプリに騙されないように注意が必要です。偽物のアプリは、公式アプリに似せて作られており、個人情報を盗んだり、悪意のあるソフトウェアをインストールしたりするものがあります。
騙されないようにするためには、必ず公式のダウンロード元からアプリを入手しましょう。公式アプリは、OpenAIの公式ウェブサイトや、AppleのApp Store、Google Playストアなどの正規のプラットフォームからダウンロードできます。
ダウンロードする際には、開発元が「OpenAI」であることを確認しましょう。
以上のポイントを押さえて、偽物のアプリに騙されないようにしましょう。
②個人情報を入力しない
ChatGPTを利用する際には、個人情報を入力しないようにしましょう。個人情報を入力すると、セキュリティリスクが高まり、プライバシーが侵害される可能性があります。ChatGPTは質問に対して有用な回答を提供するツールですが、データを収集しているため、個人情報を入力すると意図せず保存される可能性があります。特にセンシティブな情報は絶対に入力しないように注意しましょう。 また、ビジネスで利用する場合も、顧客や社員の個人情報を入力するのは避けるべきです。情報漏洩のリスクを防ぐため、業務上のやり取りには一般的な情報や匿名化されたデータを使用しましょう。 ChatGPTを安全に利用するためには、個人情報の取り扱いに細心の注意を払い、プライバシーを守るための基本的なルールを徹底するのが大事です。
③情報の正確性を調べる
ChatGPTを利用する際、提供される情報の正確性を確認することが重要です。AIは膨大なデータを基に回答を生成しますが、すべての情報が最新で正確とは限りません。特に、医療や法律、技術的な情報については、必ず信頼できるソースを確認しましょう。 ChatGPTから得た情報を他の信頼できるウェブサイトや書籍と照らし合わせてください。公式サイトや専門機関の情報を参照すると、内容の信憑性を高められます。ChatGPTの回答に疑問を感じた場合は、追加の質問を投げかけて詳細を確認するのも有効です。具体的なデータや事例を求めると、より信頼性の高い情報を引き出せます。 ChatGPTの利用においては、情報の正確性を常に意識し、適切な確認作業を行うことが不可欠です。
④社内ガイドラインを作成する
ChatGPTを業務で活用する際には、社内ガイドラインを作成するのが重要です。 利用目的や範囲を明確にし、社員がどのような場面でChatGPTを使うのかを伝えましょう。利用目的や範囲を明確化すると、統一されたガイドラインが社員たちに浸透します。他にも、個人情報や機密情報の取り扱いについてもガイドラインに盛り込みましょう。ChatGPTは強力なツールですが、入力する情報には注意が必要です。特に、顧客情報や企業秘密を誤って入力しないよう、明確なルールを設けます。
社内ガイドラインの作成は、安全かつ効果的なChatGPTの利用に欠かせないステップです。
ChatGPTの有料プランと無料プランの違い
ChatGPTの有料プランと無料プランの違いは以下の通りです。
機能 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
モデル | GPT-3.5、GPT-4o | GPT-4o、GPT-4、GPT-3.5 |
料金 | 無料 | $20/月 |
入力文字制限 | 約10,000文字 | 約25,000文字 |
回答文字制限 | 約2,048文字 | 約2万5,000文字 |
回答速度 | 状況に応じて変動 | 常に高速 |
GTPsの利用 | 〇 | 〇 |
画像の読み込み | 〇 | 〇 |
画像生成 | ✕ | 〇 |
WEB検索 | 〇 | 〇 |
ChatGPTには無料プランと有料プランがあり、それぞれに特徴と利点があります。 無料プランでは、基本的な機能を制限なく利用できるため、初めてChatGPTを使うユーザーにとって十分な内容です。日常の質問や簡単なタスクを処理するには、無料プランで十分対応可能です。 一方、有料プランはさらに高度な機能を提供します。例えば、優先的なアクセスが可能になり、サーバーの混雑時でもスムーズに利用できます。また、応答速度が速くなり、大量のデータを処理する際にも待ち時間が短縮されます。 利用目的や必要な機能に応じて、無料プランと有料プランを選択しましょう。
まとめ
ここまで、ChatGPTの日本語での使い方や実用できる活用方法について詳しく解説しました。ChatGPTは、文章の作成やアイデア出しができるなど様々な活用方法があります。
しかし、ChatGPTは出力した情報が必ずしも正確というわけでもなく、情報漏洩の可能性もあるため、個人情報を入力したりしないなどビジネスの場面では注意点がいくつもあります。注意点を理解していれば、ChatGPTはビジネスで大いに活用できるため、使おうと考えている人は利用しましょう。
また、ChatGPTで出力したマニュアルや手順書を管理する際には「octpath」がおすすめです。
投稿者
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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